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タワーの暮らしを根底から支える

 密にしまった地盤の奥深くに多数の杭を貫入し、その上に耐久性の高い躯体を構築。建物の中心部には2種類の制震装置を組み込み、地震のエネルギーを効果的に抑制できるようにしました。
 さらに、躯体にはプレストレス梁を使用し、逆梁工法を採用。これによって居室内の凸凹を減らし、空間をより広く使えるようにしました。また、壁には遮音性・断熱性の高い部材を使用。つまり、地震に強いだけでなく、住みやすさまでも優れた建物なのです。

「ステーションガーデンタワー」の基礎を支える地盤は、密に締まった強固な江戸川層砂質土層です。地盤の堅さを示す指標であるN値は50以上。この地盤に、杭の先端部分の断面積を大きくして建物の支持力を高める拡底アースドリル工法により、90本の基礎杭を貫入。頑丈な杭と強固な地盤が、暮らす方の安心をしっかりと支えます。

2種類の制震部材を使った「ハイブリッド制震構造」を採用。鋼板の間に充填した粘度の高い高分子物質によって揺れを減衰する「粘性体制震壁」と地震のエネルギーを効果的に吸収する「低降伏点鋼せん断パネル」を組み合わせて建物の吹き抜け部に設置しています。地震の際に、高い制震性能を発揮する構造です。

 

建物の躯体には、11階以上の住宅部分でFc(設計基準強度)50N/mm2、10階以下の部分ではFc60N/mm2の高強度コンクリートを採用。壊れにくく耐久性にすぐれた構造を実現しています。

 
   

「プレキャスト」とは現場で直接コンクリートを打ち込むのではなく、あらかじめつくっておいたコンクリート部材を組み立てていく方式です。それぞれのコンクリート部材の品質管理をしやすいことが特長です。

   

建物の大梁にはプレキャストコンクリートを使用しています。「プレストレス」とは梁のコンクリート内に銅線を通して緊張し、梁に圧力をかけることでその強度を高める方式です。これにより梁成が低く抑えられ、室内に梁型を出さないすっきりとした住戸設計が可能となりました。

 

外壁はALC壁約100〜120mm※厚とし、さらに断熱材の層を確保。戸境壁は遮音性能TLD-55対応製品を使用し、隣接する住戸で発生する生活音などの伝わりを軽減。快適なマンションライフを実現します。※北東側の外壁の一部を除く。

スラブ厚は約290mmを確保し、設備配管や配線などの躯体打ち込みを少なくしてメンテナンスやリフォームなどにも考慮した二重床・二重天井を採用。二重床は遮音等級LL45・LH50対応製品です。

     ※ステーションガーデンタワーは、耐久性と制震性能に優れた建物です。